陰陽五行説
陰陽五行説とは
陰陽五行説の起源は古代中国。4000年以上前から存在する歴史ある学問です。陰陽五行説は、陰陽説と五行説のふたつの思想からなりたつ法則です。
陰陽説では、宇宙の万物はすべて陰と陽に分けられます。例えば、天は陽で地は陰、昼は陽で夜は陰、男は陽で女は陰と分けられます。しかし絶対的なものではありません。陰が極まれば陽に転じ、陽が極まれば陰に転じるので、基準が変われば陰と陽が逆転します。そのため絶対的なものではなく、相対的なものです。
五行説では、地上の万物はすべて五種類で分類されます。木・火・土・金・水という自然界の物質です。片方が生じればもう片方は生じられ、片方がやっつければもう片方はやっつけられるという関係性があります。自然界の一員である人間は、五行説を欠かすことはできません。そして、人間は宇宙の一部でもあるので、陰陽説も欠かせないものなのです。
五行の種類と資質
- 木 : 自分や自分に関係している世界を守る
- 火 : 物事を表現し発表し広めて残して伝える
- 土 : 思われたい好かれたい愛されたいと人を惹きつける
- 金 : 物事にチャレンジしたり積極的な行動にでる
- 水 : 物事を知って学んで覚えることで追求していく