蛇が秘めるスピリチュアルな二面性
薬にも毒にもなる
今年は2月3日が立春です。立春から乙巳年が始まります☆彡
すでに余波は出ています。今回は干支にちなんで、蛇についてのコラムを書きました。蛇は古代から現代にいたるまで、さまざまな文化や精神的伝統のなかで特別な存在として語り継がれてきました。その姿は癒しや成長、知恵といったポジティブな象徴である一方で、毒や危険を孕む存在としても描かれています。この二面性こそ、私たちが蛇から学べる奥深いスピリチュアルな教えが秘められているでしょう。
- 目覚めと変容
ヨガの「クンダリーニエネルギー」は、蛇が体を巻きつけて休む姿で表現され、覚醒とともに上昇すると悟りが訪れるとされています。また、蛇が地面を這う動きは自然との深いつながりを示しています。- 癒しと再生
ギリシャ神話の「アスクレピオスの杖」に巻きついた蛇は、治癒と生命の再生を象徴しています。この杖は今日の医学の象徴として用いられています。また、蛇が古い皮を脱ぎ捨てる姿は、再生と癒しの力を象徴しています。- 知恵と試練
「エデンの園」で蛇が人間に知識を授ける話は、知識が試練や責任を伴うものであることが示されています。知ることは成長の第一歩ですが、それにはリスクと向き合う勇気が必要になります。- 毒と薬
蛇の毒は一見すると破壊的な存在ですが、実はその毒から治療薬や解毒剤が作られることもあります。毒は危険でありながら、それを理解し活用することで薬に変えることができる。また、薬も摂りすぎれば毒になる。過剰や極端を避ける重要性も秘められています。蛇がもつスピリチュアルな象徴性は、単なる比喩ではなく、人生の本質を映しだす深い知恵に満ちています。その癒しと成長の力、そして毒の危険性をも含めた二面性を意識することで、私たちは自己の成長と人生の豊かさを深めることができるでしょう。
2025年は、蛇が象徴する「変化と成長」が運勢の重要なテーマになる年かもしれません。蛇のもつ知恵や再生の力を意識して、自分自身の運命を切りひらくきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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画像は生成AIにより制作しました(^―^)