生活に欠かせない
東にある伏見稲荷大社
今日は二十四節気の穀雨。
春の雨が田畑を潤し
穀物の生長を助けるころ。稲作や農業の神といえばお稲荷さん。
お稲荷さんのお使いの白狐
鍵をくわえているのは富貴・豊穣をあらわし
宝珠をくわえているのは諸願成就をあらわします。京都の伏見稲荷大社から
分祀された
東伏見稲荷神社へ行ってきました。じつはご近所にあります。
こちらには
生活に密着した
御三神が祀られています。宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
人々の生活を
豊かに楽しく
守り導く
衣食住の神。生活に欠かせない神様ですね。
佐田彦大神(さだひこのおおかみ)
海陸の道路を守り
人々の行なうことを
良いほうに導いてく神。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で
なかなか往来ができにく状況ですが
物資の輸送は行われていますから
やっぱり生活に欠かせない。大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
人々の心をよく汲みとり
すべてのことが無事に運ぶように
調和をはかる愛嬌の神。家内安全や家族和合として
信仰されています。
生活に欠かせませんね。ところでこの神様は
旅館や百貨店など
接客サービス関連でも祀られています。いま休業要請や移動自粛と
言われる世の中ですが
急いでする必要のあることが見過ごされている。旅館や百貨店などの接客サービスは
不要でしょうか?学校で友だちと会って話して
絆をつくるのは不要でしょうか?必要がなくて
急がなくてもいいことなのだろうか?1年以上続く
この期間
時間はなににも変えられない。
もう戻らない。感染・・・
それは怖いことなのかもしれない。
でも
感染しないために
私たちは
生きているわけではない。本当に大切なことを
大切にしないといけない。
生きている意味を見失ってはいけない。そう憤る
今日この頃。生活には欠かせないことがある。
自分にとって
必要なことはなにか
大切なことはなにか
緊急で重要なことは
今この瞬間にもある。