なにかを手放せば運は開く
心と体を整えるために・・・
「断・捨・離」という言葉を知っている方は多いでしょう。
じつはこの言葉は、ヨガの行法哲学「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」という頭文字をとって名づけられた造語。
一つひとつの意味は・・・「断行」
- 入ってくるものを断つ
- 欲望を断つ
- いらない習慣を断つ
「捨行」
- いらないものを捨てる
- 自分の地位を捨てる
「離行」
- モノへの執着から離れる
- こだわりから離れる
ところで、必要のないもの、使わないもの、快く感じないものを断ち捨てて離したほうが、本当に良いでしょうか?
着ない服や消費期限の切れた食べ物は捨ててしまったほうがいいかもしれません。
私も昨日じつはむかし書いた資料や買った本を整理しました。そうしたら、失くしていた資料が出てきました。でもその資料を使うか使わないか、私は直感で判断して体験するかしないか決めようと思っていますが、体験してみて必要か必要でないか分かる資質をもった人もいるし、体験自体が必要だという資質をもった人もいます。
つまり、必要のないもの、使わないもの、快く感じないものというのは、人それぞれで異なる。だから、その人に合っていれば手放し方はどんな過程でも良いと思います。
そもそもヨガには、心と体を結びつけるという意味があります。
なにかを手放すというのはものだけでなく、考え方もです。必要なもの、使うもの、快く感じるもので満たされた生活は、幸福感を起こしますが、「断行」「捨行」「離行」にとらわれてはいけないのです。とらわれる言葉を「断・捨・離」(笑)。
心が穏やかであれば、体が健やかになり、運も開いてベストな生活を送れるでしょう。
今日は「清明」でした。天地万物の気が満ち清く明らかになるころ。
月テーマが変わりました。日テーマ、月テーマ、年テーマ、10年テーマにそった生き方が大切です。
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